利益が多かった人が優勝というルールでした。
一番初めに行ったビジネスゲームでした。
このビジネスゲームは普段練習している接客ロープレの応用版として行いました。
その人にとって、どのようなメリットがあるかを明確に伝える事を学ぶことでした。
架空のスーパーへ商品を卸す営業マンが食品を提案するというプレゼンバトルです。
事前に制限時間を設け、食品を試食&ネット等で情報を調べた後、プレゼンが始まります。
試食を積極的に進めるペアもいれば、情報をどんどん提案に使うペアもいました。
制限時間を設けている事もあり、どれだけ冷静に相方を信頼できるか?という事も大事なポイントになりました。
このビジネスゲームは質問力を身に付けることを目的としたものでした。
学び、ゲームにチャレンジしました。
内容)
中古販売であることを最大限生かす接客は「提案力」にあり、その中で大きな力を発揮するのが“代替提案”力。
このゲームでは、お客様のご希望を叶えるための提案力に必要な素質(学びのポイント)を理解し、自身の接客現在地
と照らし合わせ、今後の成長に活きる“気づき”とそこからの目標設定を考える機会を目的としたゲームです。
なんでも屋様は中古オフィス家具商品が西日本最大級の品揃えという事もあり、大量の商品が店内に並ぶお店です。
そこには大量の商品があり、お客様のご希望にお応えするためには、高い商品知識と大量の在庫状況の把握をしておく
必要があります。この2つを力が個々にどれくらいあるかが把握でき、尚且つ自分の現在地から次の目標づくりを行える
方法はないか?そうした所から生まれたのがこのゲームでした。
ゲームは井上社長の発案で始まり、そこから打合せを重ね、ゲームを経験する事によって得られるモノが上記にも記載した目的に沿ったものになるようにブラッシュアップし、この“代替案ゲーム”が出来ました。
挑戦者は「希望する商品の概要」が書かれた用紙から“自分なりの答え”を導き出し、3つの関門に挑戦します。
得点は3つの関門での応対力によって審査員(社長)が採点。得点が一番高かった人が優勝となります。
第一の関門は、『この商品はどこにありますか?』という問いに対しての応対力です。
自分の頭に考えていた商品のある場所まで、審査員を誘導し、そこでの応対力が審査の対象になります。
第二の関門は、『何の商品を探していましたか? ?』という問いに対しての答えです。
明確な商品名を答え、その内容が“紙に書かれた希望する商品”と合っているかが審査の対象です。
最後の関門は、『その商品の代わりになるものはありますか?』という問いに対しての答えです。
挑戦者はここで、その商品の代わりとなる代替商品を出来るだけたくさん提案し、その内容が審査の対象になります。
①商品知識力
(店内にある商品の情報収集とお客様の希望に見合った商品情報の整理が出来ているか)
②店内把握力
(広大な店内にある多種多様の商品がどこにどのようにレイアウトされているかがイメージ出来ているか?)
*お客様を迷わせず迅速に目的地に誘導する事ができるか? またその際にピンポイントでの提案が出来ているか。
③在庫把握力
(大量に仕入れている商品、または複数ある商品はどれなのか?どれくらいあるのか?の把握が出来ているか?)
④積極性
(お客様のご要望を叶えるために“在庫を用いてクリエイティブ”な発想で、何とかお応えしようという気持ちがあったか?)
今回の優勝者は経験豊富なベテラン社員さんでした。(拍手していたら写真を撮り忘れました汗)
ゲーム終了後、一番の若手社員さんから、このゲームでお客様へ提案する“引き出しの多さ”が大事だと気づきました。
という感想をもらいました。私は上手い表現だし、とても良いところに気づいたとお伝えしたのですが、それは、商品知識をつける目的も在庫を把握する目的も、お客様の希望に応えるためだからです。持っている商品知識を、きちんと情報整理し、
その場面に合わせてお出しする事が出来る人が“引き出しを沢山持っている人”だと私は思います。
もう一つ大事な事。それは“諦めないこと”です。
何とかご希望に沿えるよう、一所懸命に方法を考え、お客様に提案する事です。
・接客とは何なのか?という事を今一度、理解する事を全員で取組む
・会社の強み、弱点の相互理解とともに、自社が自信を持って取り組むべき接客の有り方を学ぶ
・上記の①~④を点ではなく線で理解する事で、自分の接客力の現在地を理解すること。
・自分以外の方の代替提案力を思い出し、どこが良かった?どこを改善する必要があるなどの意見交換をすること
・現在地を理解した後、接客において自分がどこを伸ばす必要があるのか?から目標を立てる
・商品知識向上に向け作成した各種資料を再度全体共有し、知識力の全体的な底上げを行う事
今回のゲームで得た気づきからの今後の取組内容です。
これを一つづつ取組んでいく事によって、第2回の代替案ゲームはスゴイ事になると確信しています。
今回のゲームは物凄く実りのあるものになったと感じています。
その中で一番の収穫は現在地を知れたことです。接客の中での代替提案力が、どれだけ大事であるかを
今一度、皆さんと共有をし、なんでも屋さんにしか出来ない接客を礎をつくっていけたらと思います。
この先、1年後にもう一度、代替提案力ゲームを行った際、めちゃくちゃクオリティの高いものになると私は思います。