ANOTHER STORYともに紡ぐ物語

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(株)ウェルサービス様

ご紹介
株式会社ウェルサービス様は、岡山随一の中古オフィス家具の品揃えを誇るなんでも屋を経営する企業です。
キャッチコピー
一人ひとりが毎日進化する仕組みづくりに挑戦!
STORY
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月イチMTG「EVOLUTION」

「社員の成長・育成をテーマにしたMTGを毎月行いたい」

それが井上社長が描く最初の物語でした。私たちは、成長とは何を意味し、会社にとってどのような効果をもたらすかなどを細かな所まで徹底して話し合いました。

そして、人間力の成長を目指す事を目的とした独自のMTGを行う事になりました。

名前は、EVOLUTION。社員も社長も会社も全てが『進化する』

そんな時間にする事を目的に、EVOはスタートしました。

スローガンづくり

私たちはMTGに向けて準備をしました。特に大事にしたことは、何のために成長するか?という価値観を揃えるということでした。

会社の目標と個人の成長と成功体験がイコールにならなくてはやる意味が半減してしてしまいます。

価値観を揃えるために、今まで話し合った中で出たキーワードを整理しながら、ウェルサービスが目指すお客様へのおもてなし心をスローガンにしました。そのスローガンは、EVOへの取組時だけでなく、一人ひとりが業務に向き合う際の道標にもなるよう朝礼時に唱和しようという話になりました。

3つのいらっしゃいませ

気づきと思いやりを大切にする井上社長が大事にすることを追求していく中で、ひとつのキーワードに出会いました。それが“いらっしゃいませ”です。お客様に向けて使うこの言葉に、どれだけ自分たちの想いがのっているのか?という話になり、ウェルサービスだけのオリジナル「いらっしゃいませ」をつくろう。そんなところから下記のスローガンが完成しました。

 

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EVOLUTIONスタート

入念に準備してスタートをした第1回のEVOLUTION。
私たちが目指したことは伝えたいことを明確にし、伝えるから伝わるということでした。
井上社長は、指針発表を行い、自身の経験を綴った手紙を社員の皆さんに向け読んでくださいました。
私たちは一人一人の表情を確認しながら、これからの進め方を確認していました。
そして、このEVOLUTIONの場で、成功体験を経験された皆さんの喜びの顔を
想像し、これからの心構えを改めて行いました。

計画的な目標達成プランを

第1回、第2回のEVOLUTIONを通じ、じっくりやっていくこと大事だと
判断をされた井上社長の指示のもと、EVOLUTIONを計画的に目標達成できる
仕組みに変えていくことにしました。そして、ウェルサービスが求め、目指す事をさらに
ブラッシュアップし行きついた答えが、みんなのモチベーションの源としてつくった
『3つのいらっしゃいませ』を目標にして取組む事でした。

『感謝』のテーマを半年間取組む

最初のテーマは『感謝』
その相手はお客様であり、ともに取組む仲間に対してです。

ここから半年間の目標計画に沿って『感謝のエヴォリューション』がスタートしました。

感謝ステージで使用した目標シート

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「感謝」のステージ

感謝のステージでの取組を通じ、お客様だけでなく、一緒に働く仲間に対しても感謝する事を大事にしてほしい。
という井上社長の想いを、社員の皆さんに伝えるためにも、感謝ステージは、チーム制で取組む事になりました。
チームの振り分けは、井上社長、濱田専務と相談をし決定。
全2チーム。特長のあるチームが出来ました。

苦手を克服するためのチーム分け

それぞれのチーム名は、チーム内で相談し、自分たちの指針になるような名前になるよう
こだわりました。
一つ目は「接客に伸び悩み、コミュニケーションに自信が持てない」という課題を持ったチーム。
チーム名は、トライハードチーム。文字通り、目標に向けて頑張る!という心意気がチーム名となりました。
もう一つ目のチームは、「辛抱強く続けることを苦手とする」チーム。
チーム名は、ラボチーム。何度も挑戦をしながら、やり続け、会社によって有益な取組をしたい。

そういう思いから研究という意味のチーム名になりました。

トライハードチームとラボチームそれぞれの目標シート

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「感謝」ステージに挑む!

各チームの取組は毎月のエヴォリューションで発表します。
はじめは、上手く報告出来なかった皆さんも、目標に向けての明確な取組。そこから生まれる
達成感、自信により明白で、わかりやすく、まとまった取組発表が出来るようになってきました。
それぞれのチームが取組をお客様に評価してもらえるよう、アンケートを作成。
特にトライハードチームは、アンケートをお願いする事も難しかった最初とは打って変わって、アンケートの結果でもその成長ぶりが顕著に現れました。

トライハードチームは『気持ちの良い声かけ』をテーマに。目標を定量化し、取組の中で自信をつけられるように計画しました。

ラボチームは『掃除』をテーマに。継続的に取組む事でキレイの意識を養う事。やり切るという気持ちを常に意識できるよう取組みました。

質疑応答の時間

エヴォリューションでは、発表の後に『質疑応答』の時間をとっています。
それは、チームの目標を発表によって全体に共有し、さらに良くするために全員の共通事項という
認識に落とし込むためです。発表者は質疑応答の時間でメモを取る。質疑をする人は、社長を含め、
自分の行動も同時に振りかえりながら質疑を行う刺激的な時間となっています。
また、特筆すべき所で、それぞれがチーム内で、どうすればもっと良くなるかを真剣に話し合って
取組んでいる姿が発表に随所に表れ、井上社長、濱田専務もとても喜んでおられました。

感謝ステージでの躓き

真剣に取組む中で、3か月くらい経った頃から、それぞれのチームの発表にハリがなくなってきました。
そうなった背景にあったのは、手段と目的が混同してしまったことでした。
1年後の理想の姿を想像しながら、4か月間、取組む内容を決め取組んでいる中で、目の前で解決したい
問題は沢山現れます。それは一所懸命に取組んだからこそです。そして気付けば目の前の問題に向かい
過ぎるがあまり、本来の目標を見る余裕がなくなっていました。
ここで改めて、全員で意思を揃えて目標に取組む難しさを痛感しました。

全員でディスカッション

「感謝のステージ」の最後は全員で「やり切った」かどうかをディスカッションし、次のステージに
行くかを話合いしました。その結果、半年間ではステージ達成と認める事が出来ず、感謝の延長戦を全員で選びました。
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「感謝」の延長戦!

もう一度、自分たちの1年後の目標、そのために達成しないといけない身近な目標。それを
同じ線で結び、繋がりを感じるよう仕組立てを行って、取組は再スタートしました。
そうして2か月が経ち、自分たちの成長、取り組み姿勢、そこで得られた結果、そのどれもが
全員、満足できるという、満場一致で感謝ステージはクリアとなりました。

感謝ステージの気づき

目標を持って取り組むことで本当に多くの問題が見え、解決に向かう中で予想できない
『進化』を感じることがたくさんあります。
感謝のステージでは例えばこんな『進化』がありました。
はじめはうまく行かず悩み自信を無くしていたけど、ある時突然、やり方が自分の中に
ストンと落ち、それからは自信を持って力強く結果を出せるようになった。
自分の中の甘えが邪魔し継続することが難しかった人が、チームの声かけや支えによって、
自分の役割がチームのものだと分かった途端、継続が出来るようになった。
年も近くライバル視をしていた相手がチームのリーダーとなり、はじめは気持ちの折り合いが
なかなか付かなかったけど、気づけばそのリーダーのために自分も変わりたいと心の変化があった。
頑固で意固地な人が気づけは、人から教えてもらう事の大切さや、仲間をリスペクトする言葉が
随所に出るようになった。などたくさんの進化がありました。

INTRODUCTION

クライアント
(株)ウェルサービス様
業種
中古オフィス家具リサイクル業
岡山随一の中古オフィス家具の品揃えを誇るなんでも屋を経営する株式会社ウェルサービス様。お客様に気持ちよくお買い物をしていただけるよう、「3つのいらっしゃいませ」を行動指針とし、社員お一人おひとりの成長に社長が正面から向き合い社員成長を会社の大きな資源として社業に取組む企業。
URL
https://nandemoya-okayama.net/該当サイトへ

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