この度のロゴ作成で、ご自身の思いをしっかりと私に伝えてくださった住職。400年以上前に開山したお寺の歴史を振り返り、特に先代住職は何を大切にしていたか?をたくさん話し合いました。
たくさんのキーワードが出る中で、制作で大事にしたのは、三方に共通するシンボルを見つける事でした。
三方とは、ご住職、門徒さん、そして先代住職です。それが本(経典)でした。コンセプトは“教えの扉はいつも開かれている”。経典は住職にとって真理であり、浄土真宗の開祖、親鸞聖人のように生涯学び続ける事を止めないという決意の表れ。
そして、経典がめくられている様子は“教えが開かれている事”を表現しています。いつでも学べる、生涯学び続ける、その意味を込めています。私もたくさん可愛がってもらった先代住職に「良い!」そんな風に言ってもらえる事を願っています。